2018.03.17

【飛込】FINAワールドシリーズ・富士大会 3日目

飛込のFINAワールドシリーズ第2戦・富士大会最終日は17日、静岡県富士水泳場で女子3m飛板飛込、男子10m髙飛込、3mミックスシンクロの3種目が行われました。

女子3m飛板飛込準決勝に出場した三上紗也可選手(米子DC/米子南高校)は、上位3人までに入るチャンスもあった最終5本目の入水が決まらず、決勝に進出できませんでした。

男子10m高飛込には地元・静岡の萩田拓馬選手(静岡ビル保全)が観客席からの大声援を受けて準決勝に出場。5本目、最終の6本目で入水を決めたものの、前半のミスが響いて決勝進出はなりませんでした。

「(声援に)背中を押されると同時に、やはり緊張もしました。ミスをしたのは、課題の種目で、うまく調整できなかった。自分の仕事場でもあるこのプールで戦えたことはいい経験になったし、勉強にもなりました」(萩田選手)

3mミックスシンクロに出場した西田玲雄選手(大阪水泳学校/桃山学院高校)・宮本葉月選手(土佐DC/土佐女子高校)は、2本目までは最下位の8位でしたが、その後息のあった演技で盛り返し、6位となりました。

「世界レベルの選手の中で緊張しましたが、だんだんとうまく行くようになり、いい勉強になりました」(西田選手)

「ものすごく緊張しました。これからは個人技とコンビの両方をしっかりとやりたいです」(宮本選手)

3日間の大会を終え、前回の北京大会に続いて、今回行われた10種目すべてで中国が優勝を飾りました。

日本は男子3mシンクロダイビングで寺内健選手・坂井丞選手(ともにミキハウス)が、女子10m高飛込で板橋美波選手(JSS宝塚/甲子園学園高校)が、さらに10mミックスシンクロでも村上和基選手(JSS白子/星槎大学)・板橋選手と、計3つの銅メダルを獲得し、今年のアジア大会、2年後の東京オリンピックに向けて大きな足がかりをつかみました。

3日間、応援ありがとうございました。
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※写真1:世界のトップが集結する大会で銅メダル3つ獲得した翼ジャパン
※写真2:3m飛板飛込で世界を相手に奮闘した三上選手
※写真3:地元の声援が力になったと萩田選手

リザルトはこちら
http://www.omegatiming.com/Competition?id=0001120001FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=AQ&year=2018

大会HPはこちら
https://www.fina.org/event/finacnsg-diving-world-series-2018