2018.08.25

[競泳・飛込・水球・AS]アジア大会6日目 JO夏季3日目

<第18回アジア競技大会>(24日、インドネシア・ジャカルタ)
[競泳]
 アジア競技大会競泳最終日、日本新記録も含め、新たな記録が打ち立てられた。
 女子50m自由形を24秒53の大会新記録で制した池江璃花子(ルネサンス)は、これで日本人初となる6冠を達成した。
「最初は6冠もできるとは思っていなかったですし、それができたことが素直にうれしいです。でも、あくまでアジアなので、これから世界で戦っていくためにはまだまだトレーニングが必要だと感じました」(池江)

 男子50m平泳ぎは小関也朱篤(ミキハウス)が27秒07で制して、これで平泳ぎ3種目すべて金メダルを獲得した。
 最後を締めくくる男子4×100mメドレーリレーでは惜しくも中国に僅差で敗れてしまったが、入江陵介(イトマン東進)、小関、小堀勇氣(ミズノ)、塩浦慎理(イトマン東進)の4人が、同じメンバーで昨年の世界水泳選手権で出した日本記録を上回る、3分30秒03の日本新記録を樹立して銀メダルを獲得した。

 競泳競技はすべてのレースが終了。6日間で金メダルが19、銀メダルが20、銅メダルが13の合計52個を獲得。メダル総数で中国を上回りトップという成績だった。


<第41回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会>
[競泳](24日、東京辰巳国際水泳場)
 13~14歳、15~16歳、CSの男女30種目の決勝を行った。
 女子13~14歳200mバタフライで三井愛莉(横浜サクラ)、男子13~14歳200m自由形で加藤晃成(豊橋SS)、男子15~16歳100m平泳ぎで谷口卓(日大豊山)が、それぞれ大会新記録をマークして優勝した。

[飛込](24日、大阪・大阪プール)
 12~13歳女子1m飛板飛込で佐々木音華(米子DC)が高飛込に続き2種目征覇。14~15歳男子高飛込では伊熊扇李(JSS宝塚)が二冠を達成した。16~18歳女子飛板飛込では長澤明生(富山国際大付属高)が初優勝した。
 男子3mシンクロ飛板飛込では金子舜汰(セントラル)・遠藤拓人(JOCエリートアカデミー)、女子は女子安田舞(JOCエリートアカデミー)・金戸凛(セントラル)が勝利した。

[水球](24日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)
 全区分予選競技が行われ、決勝トーナメント進出チーム8チームが出そろった。4日目は全区分の準々決勝、準決勝が行われる

[AS](24日、岩手・盛岡市立総合プール)
 13~15歳決勝が行われた。
ソロはジュニアワールド代表の和田彩未(長野AS)が優勝。デュエットは佐藤純・稲富愛佳ペア(東京AS)が、チームは東京AS・Aがそれぞれ優勝した。

※写真1:日本選手最多の1大会6つの金メダルを獲得した池江
※写真2:小関は50m、100m、200mと平泳ぎ全種目制覇
※写真3:メドレーリレーは銀メダルだったが、日本記録を更新した

アジア大会の記録はこちら
https://en.asiangames2018.id/schedule-results/

JO夏季記録はこちら
http://swim.seiko.co.jp/