2018.09.09

競泳・飛込・水球のそれぞれで総合優勝校が決定 <第94回日本学生選手権水泳竸技大会>

<第94回日本学生選手権水泳竸技大会>
[競泳]最終日(神奈川県・横浜国際プール)
学校対抗の優勝争いはもちろん、シード権争いも接戦のまま迎えた最終日。選手たちも、最後の最後まで力を出し切って戦い抜いた。
男子400m個人メドレーでは、4分16秒00で竹内智哉(早稲田大学)が200mに続いて2冠を達成。中央大学の大本里佳は女子100m自由形で、日本代表の山本茉由佳(日本大学)を破って55秒54で優勝し、女子200m個人メドレーと合わせて2冠を果たした。
また、男子200m平泳ぎを渡辺一平(早稲田大学)が2分10秒00で制し、3年連続2冠を達成した。

学校対抗得点は、男女ともに僅差のままで最後の4×200mリレーを迎えた。
男子は松元克央(明治大学)が100m自由形を49秒11で優勝し、溝畑樹蘭(明治大学)が49秒25で2位となってワンツーフィニッシュを飾ったところで、明治大学が中京大学を逆転。それでも得点差は広がらず、勝負は最後の4×200mリレーまで持ち越された。
その4×200mリレーは終始明治大学がトップをキープし続け、7分16秒16で優勝して総合優勝を決めた。

女子は最後の4×200mリレーは神奈川大学が歓喜の初優勝を飾り、日本体育大学は2位という結果に。ただ、平泳ぎが終わった時点で2位に17点の差をつけていた日本体育大学が、そのまま逃げ切るかたちで総合優勝を果たした。

総合順位は以下の通り。
<男子>
優勝:明治大学 339.5点
準優勝:中京大学 317.0点
3位:早稲田大学 285.0点

・女子
優勝:日本体育大学 364.0点
準優勝:神奈川大学 328.0点
3位:中京大学 325.0点

[飛込]最終日(広島県・福山市緑町公園屋内競技場ローズアリーナ)
2日目の競技は雷雨予報もあり、予選競技無しの決勝競技のみとした。一発勝負のなか、女子3m飛板飛込では板橋美波(甲子園大学)が制した。2位には金戸華(日本大学)が、3位には清水咲(筑波大学)が入った。
男子高飛込では、伊藤洸輝(日本大学)が制し、昨日の3m飛板飛込と合わせて、2冠を達成した。2位には野口基勝(福山平成大学)が、3位には崎戸史也(日本体育大学)がそれぞれインカレ初の表彰台を獲得。
総合順位は、男女ともに地元の福山平成大学が優勝を果たした。

<男子>
優勝:福山平成大学
準優勝:日本体育大学
3位:日本大学

<女子>
優勝:福山平成大学
準優勝:日本体育大学
3位:筑波大学

[水球]最終日(神奈川県・相模原グリーンプール)
男女の決勝と3位決定戦が行われた。
男子決勝は、前半で10-4とリードした日本体育大学がその後も得点を重ね、19-8で専修大学に圧勝、21連覇を達成した。
女子決勝は大接戦となり、東京女子体育大学の激しい追い上げをわずかにかわした秀明大学が13-12で辛勝し、4年連続4回目の優勝を飾った。
3位決定戦では、男子は筑波大学が早稲田大学を、女子は日本体育大学が早稲田大学をそれぞれ下して3位を獲得した。

<男子>
優勝:日本体育大学
準優勝:専修大学
3位:筑波大学

<女子>
優勝:秀明大学
準優勝:東京女子体育大学
3位:日本体育大学

※各競技の総合結果はファイルダウンロードから

※写真1:競泳男子総合成績は明治大学が4連覇
※写真2:日本体育大学が競泳の女子総合優勝を果たした
※写真3:男子高飛込、飛板飛込の2冠を果たした伊藤

競泳・飛込のリザルトはこちら
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