村上・板橋ペアがミックスシンクロ高飛込で銅メダルを獲得＜ＦＩＮＡ飛込ワールドシリーズ第２日＞
２日、神奈川県・相模原市のさがみはらグリーンプールでFINAダイビングワールドシリーズ相模原大会第２日、ミックスシンクロ高飛込と、女子高飛込、男子３m飛板飛込の準決勝・決勝が行われた。。
ミックスシンクロ高飛込の村上和基（ＪＳＳ白子）・板橋美波（甲子園大学）ペアは、１本目を４位でスタートした後、いったん５位に後退したが、４本目で３位に上がり、最終５本目も鮮やかに決め、この大会日本チーム初となる銅メダルを獲得した。
「去年のメダルはラッキー。今年は実力で取れた。美波の心の不安をぬぐってやろうと、声をかけたり、冗談も言ったりしてなごませた。２人のベストスコアです」（村上）
「ケガが多く苦しい中でここまでこられてうれしい。コーチや仲間たちや、みんなに励ましてもらったおかげで、感謝しています」（板橋）
女子高飛込準決勝には荒井祭里（甲子園学院高校）と金戸凜（日出中学）が出場。金戸は７人中５位で敗退。決勝に進んだ荒井は、１本目にこの日唯一の最高点「10」も出る好スタートを切ってものの、2本目の入水ミスで一気に順位を下げ、そのまま最下位の6位に終わった。
「２本目は空中動作はよかったけれど、早く離してしまった。ちょっと油断したのかもしれない。選考会までに気を引き締めたい」（荒井）
男子３m飛板飛込の準決勝に出場した伊藤洸輝（日本大学）と坂井丞（ミキハウス）は、ともに４位で、各組３位までの決勝には進めなかったが、坂井は463.05の高得点をマークした。
「別の組なら決勝に残れたが、リオ五輪と世界選手権の金メダリストの中でこの順位、この得点は大きな収穫となった。自分でもまだ伸びしろがあると思っているので、経験を積んでいけば何とかなると思う」（坂井）
この日も３種目すべて、中国選手が優勝した。
※写真1：村上と板橋のみごとに調和した空中演技
※写真2：銅メダルを獲得して馬淵コーチ（中央）と喜び合う2人
※写真3：荒井は決勝に進出
飛込の成績はこちら
http://www.omegatiming.com/Competition?id=0001130000FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=AQ&year=2019
