2019.04.09

世界水泳選手権・ユニバーシアード競技大会の代表が決定

[競泳]
4月2〜8日の日程で行われていた、第95回日本選手権水泳競技大会 競泳競技。代表権争いを勝ち抜き、夏の世界水泳選手権(韓国・光州)、そしてユニバーシアード競技大会の日本代表選手の発表記者会見が、4月9日に行われた。

平井伯昌日本代表監督から、世界水泳選手権には男子10人、女子7人の合計17人が、ユニバーシアード競技大会には男子18人、女子14人の合計32人がそれぞれ選出されたことが発表された。

その後の記者会見に出席したのは、世界水泳選手権の代表の座を射とめた7人の選手たち。男子は入江陵介(イトマン東進)、瀬戸大也(ANA/JSS毛呂山)、松元克央(セントラルスポーツ)、渡辺一平(TOYOTA)、水沼尚輝(新潟医療福祉大職員)の5人、女子は大橋悠依(イトマン東進)と長谷川涼香(東京ドーム/日本大学)の2人。

それぞれ世界水泳選手権に向けた抱負を報道陣に対して語られた。

「世界のレベルは上がっていますから、日本選手権の弱い部分、課題は浮き彫りになったので、自分のレベルを上げるためにこれからも頑張っていきたい」(入江)

「トレーニング自体は良い感じで積めているので、日本選手権で見えた課題に取り組んで、さらに強化して世界水泳に臨みたい」(瀬戸)

「日本選手権では100m、200m自由形の両方で自己ベストが出せました。でもまだ世界には届かないので、もっと練習して、メダルを目標に頑張っていく」(松元)

「悔しいレースもあった日本選手権でしたが、世界水泳では、200mでしっかりと世界記録を更新して、優勝を果たして、2020年につなげたい」(渡辺)

「偉大な先輩たちと一緒に世界水泳に挑めるということで、とてもワクワクしています。世界水泳ではまたベストを出せるように頑張りたい」(水沼)

「今年は、2年前の自分を超えられるチャンスだと思っています。200m、400m個人メドレーの両方で自己ベストを更新してメダルを獲得したい」(大橋)

「日本選手権では前向きなスタートが切れたと思います。2年前の世界水泳では2分07秒で終わってしまったので、今年は2分05秒台を目指して頑張っていきたい」(長谷川)

そして、平井監督もチームとしての抱負を語った。

「4年前のカザンで行われた世界水泳では、3つの金メダルを獲得できました。今回、現在決定している選手のなかには、短水路と長水路の世界記録保持者がいます。メダルはもちろんですが、世界一を目指してチーム一丸となって戦っていきたいと思います」(平井監督)

※日本代表選手メンバーは以下のリンクから参照