2019.04.29

乾・吉田ペアが中国を抑えて価値ある「銀」<ASワールドシリーズ/第95回日本選手権>

アーティスティックスイミングのFINA AS ワールドシリーズ・ジャパンオープン/第95回日本選手権第2日は28日、東京辰巳国際水泳場でワールドシリーズのチーム・フリー、デュエット・フリー、ミックスデュエット・フリーの3種目などが行われた。

デュエット・フリーには、ロシアのロマーシナペア、中国の蒋双子ペア、スペインのカルボネルペアら、世界大会のメダル獲得者が登場し、ハイレベルな争いが繰り広げられた。日本代表の乾友紀子・吉田萌は昨年から引き続き使用し、ブラッシュアップを重ねてきた「タイムリープ」で94.2000点をマーク。中国ペアを僅差ながらも抑え、世界選手権へはずみのつく2位となった。

日本チームはチーム・テクニカルから選手2人を入れかえて登場。初お目見えとなる新作「IYO!! ~ 祝おう! ~ (東京は今日もお祭り騒ぎ)」を披露し、日本の祭りをテーマにしたノリの良い演目で93.0333点を獲得して優勝した。

ミックスデュエット・フリーには足立夢実・安部篤史のシニア代表ペアと宮内花菜・岩崎尽真のジュニア代表ペアが登場し、足立・安部ペアは「Tarzan & Jane Jungle」をテーマとしたオリジナリティあふれる演技で89.8333点を獲得して3位となった。

日本選手権はチーム・フリー、デュエット・フリーが行われた。
チーム・フリーは井村ASC Aチームが85.5000点でチーム・テクニカルに続いて制した。デュエット・フリーは澤田眞夏・吉田理恵ペア(東京ASC)が84.5333点を獲得し、テクニカルの雪辱を果たした。

※写真1:乾・吉田ペアは迫力のある演技で銀メダルを獲得
※写真2:2人を笑顔で祝福する井村コーチ
※写真3:新テーマを披露してチーム優勝したマーメイドジャパン

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